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稲盛和夫塾長経営理念その20

【魂を込めて語りかける】


 人に自分の思いを伝えたいと思えば、真剣に魂を込め、一生懸命に

話をすることです。

 巧みな話術でとうとうと、うわべだけの話をしても「思い」は

伝わらないものです。

 それよりは、トツトツとした語り口でもいいから、魂からほとばし

り出た言葉で話すことが大切なのです。

後でぐったりと疲れてしまうくらい、全身全霊を傾け、訴え続けるの

です。そうすると、言葉とともに、その言葉を越えた強烈な「思い」

が相手に届き、その心を動かしていくはずです。

 「何としてもやり遂げたい」という自らの強烈な思いと同じくらい

にまで周囲の士気を高めることができれば、仕事は必ずうまくいくは

ずです。